■縮小、消失する葦原
(2007.5.31)

〜 葦の新芽が水面に出てこない?新芽が伸びてきた所もいつの間にか消えていく 〜

葦が消えている。今年生えてきた新芽が、育つどころかいつの間にか消えてしまった。根元の水深が深い葦原はほぼ消失。水中に古い茎だけが残っている状態である。ほぼ消失した葦原(葦群落)は、弁天ヤツ中央付近、ヤケヤツ、流れ込み流入口両サイド、大広の鼻西側のワンドなど。小さい葦群落も含めると、かなりの群落が消えるかもしくは大きく後退している。

下記は、それぞれ同一地点から撮影した葦原。
約1年前と本日(2007.5.31)の写真である。誰が見ても一目瞭然…。
【写真1】の左半分に写っている葦原は、【写真2】のように完全に消失している。葦原だった場所に残っている緑は、葦ではなく違う種類の草である。 【写真3】は雄蛇ヶ池でもっとも大きな葦原である大ヤツ西側奥
だが、【写真4】のように水深が非常に浅い写真中央の部分を残すのみとなっている。(※昨年は今年より水位が低かったため、葦の背が高く写っている)【写真5】【写真6】はソウギョが食いちぎった跡と思われる葦葉の傷。(今日は減水約10cmだったが、【写真5】の噛み跡は水面から10cmちょっと上にある…)壊滅した葦原に残されたパラ葦の中には、このような傷跡が残っているものがあった。

この変化がソウギョによるものだというのは推測であるが、もしそうだとすると現時点ですでにソウギョの口が届く範囲の葦は「ほぼ完食」したような状況である。葦をもう食べられなくなったソウギョの食欲は、ウィードに向かうのか…。


雄蛇ヶ池
【写真1】 昨年(2006.5.26)/ヤケヤツ









雄蛇ヶ池
【写真2】 今年(2007.5.31) /ヤケヤツ

雄蛇ヶ池
【写真3】 昨年(2006.6.1)/大ヤツ









雄蛇ヶ池
【写真4】 今年(2007.5.31) /大ヤツ

ソウギョの噛み跡
【写真5】 草魚の噛み跡らしきもの(1)









ソウギョの噛み跡
【写真6】 草魚の噛み跡らしきもの(2)




想像以上の急激な変貌ぶりにびっくり。今後もベジテーションの変化に注目です。