ソウギョ放流 〜その後〜
(2008.1.15)

草魚放流から約2年が経過した。放流後の池で目に付いたことを備忘録としてまとめておく。


●2006年初頭
 ・約300匹(30cm程度の幼魚)のソウギョ放流。

●2006年夏
 ・オオカナダモに前年夏程の勢いなし。
 ・アオコ現象発生。

●2007年春〜初夏
 ・春先からオオカナダモに成長遅れあり。
 ・葦群落は縮小し、小群落が食害で消失。(縮小、消失する葦原

●2007年夏〜秋
 ・オオカナダモは壊滅的な減少。
 ・アオコ現象が前年より長期化。
 ・蓮葉の一部にソウギョの噛跡のようなもの散見される。

●2007年冬
 ・ボトムを巻いてもルアーに枯れ藻さえかからない状態。

 

オオカナダモ

[ オオカナダモ(1) ]
ソウギョ放流直後の2006年3月中旬に撮影した、ルアーに引っかかってきたオオカナダモ。通常であれば、3月でもこのような緑色した状態のよいものが混じるはずである。(撮影日:2006年3月12日)

これらの変化がすべてソウギョに起因するものなのかといえば、はっきりとした根拠があるわけではない。しかし、事実としてオオカナダモと葦に大きな変化が起こった。特に、雄蛇ヶ池のデカバスをはぐくんできたオオカナダモ。夏には池を覆うほどに繁茂していたオオカナダモの枯渇状態がこのまま続くとなれば、池の生態系に大きなインパクトを与えることになるかもしれない。

2008年はいったいどうなるのか?このまま事が進行するとなると…

 「オオカナダモ」→ おそらく、ほぼ消滅?
 「葦」→ 冠水している群落は食害で消失?
 「蓮」→ 蓮の食害が顕在化するのでは?
 「アオコ現象」→ 堆積した草魚の糞で悪化傾向か?

※科学的な根拠に基づく予想ではなく、単なる直感です。

オオカナダモ
[ オオカナダモ(2) ]
放流から約1年が経った2007年春はオオカナダモの新芽が伸びるのが遅く、出てきた新芽にソウギョが啄ばんだような跡が目に付いた。(撮影日:2007年4月5日)


下の写真のようなウィードジャングルが復活してくれることを心から願うばかりである。
 
オオカナダモ


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